不用品回収「ネコの手」の作業事例

担当スタッフから

お嬢様が独立されてから、思い出の品や生活用品が少しずつ積み重なり、今では物置きとなったお部屋。おもちゃや衣類、段ボールの中からあふれる色とりどりの思い出を一つずつ確認しながら、手放すことを惜しみながらも、「もう一度ここをすっきりさせたい」という思いに寄り添い、作業を進めました。

片付けはものを減らすだけでなく、過去をそっと整理して次の時間を迎えることなのだなと感じました。

担当スタッフから

使わなくなった和ダンスの引取りでした。「これでようやく片付く」とおっしゃっていたお客様。和ダンスに暮らしの跡が残り、日々の積み重ねを感じながらの搬出となりました。丁寧に運び出す中で、「長く使ったけど、やっと手放せた」とほっとされたご様子が印象的です。

お客様の思いに寄り添いながら作業を進めました。作業後、「気持ちもすっきりしました」とのお言葉が、何より心に残りました。

担当スタッフから

今回は、お引っ越し後に残ってしまった家具や日用品の回収をお手伝いしました。長く使われてきた洗濯機や収納棚には、生活の時間がしっかりと刻まれていました。外に出して準備されていた袋の中には、丁寧にまとめられた生活用品もあり、お客様の几帳面なお人柄が伝わってきました。

作業が終わったあと、「これで気持ちが軽くなりました」と安堵の表情を見せてくださり、私たちも心があたたかくなりました。

担当スタッフから

今回は、階段の踊り場に積まれた衣類や寝具などの整理をお手伝いしました。袋に詰めて少しずつ片付けを進めてこられたそうですが、「途中で手が止まってしまって」とのお話でした。限られたスペースの中での作業でしたが、慎重に運び出し、床や手すりを傷つけないよう注意を払いました。

最後に「これでやっと上り下りしやすくなった」と笑顔を見せてくださり、その言葉が何より嬉しく感じられました。

担当スタッフから

今回は、長年町内会の活動に関わってこられたご家族からのご依頼で、倉庫に残された竹ぼうきやパイプ椅子、長テーブルなどを回収いたしました。地域の掃除や行事で使われていた品々には、皆さんの思い出が詰まっており、ひとつひとつ丁寧に扱わせていただきました。

作業の途中で「これも何十年と使ったね」と笑顔で話されるお客様の言葉が印象的でした。長く地域を支えてこられた時間の重みを感じながら、心を込めて搬出いたしました。季節の風が通り抜けた倉庫を見て、お客様が「やっと片付いた」とほっとされていた表情が、今も心に残っています。